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名倉メロン農場直営「fruit cafe NiJi」のメロンパフェが絶品!

静岡で有名なフルーツといえば「メロン」。今回は、全国的にも有名なメロンの産地である袋井市にある名倉メロン農場の農家カフェfruit cafe NiJiに伺ってきました。農家が直営のメロンカフェというだけあり、産地の味覚を贅沢に味わえました!

 

早速レポしていきます。

 

出迎えていただいたのは、カフェの担当をしている名倉メロン農場の名倉さん。

 

こちらのカフェは、2001年にオープン。すでに20年近く時が経っています。

 

「メロンといえば、夕張メロンをイメージしますか?実は東京の高級フルーツ店で最高ランクのメロンとして並んでいるのは袋井を中心とした静岡県産の温室メロンです。歴史もあるのですが、多くは都会に出荷され地元ではその価値が意外と知られていません。以前は観光に来て下さってもメロンを食べられる場所がほとんどありませんでした。」と名倉さん。

 

そうした想いから、こちらのカフェをオープン。
口コミで少しずつ広まり、コロナ前は地元の人や県外の人など、全国から足を運ぶ人がいたそうです。

 

その理由の一つは、見ているだけでワクワクしてくるメロンのメニュー。メロンジュースや、カットメロン、シフォンケーキ、パフェなど、メロンを使ったスイーツメニューが豊富にあります。

 

 

さらに、カフェをオープンしてから、年配の方だけではなく、若いカップルなどもメロンを食べに来てくれるようになったとのこと。

 

フルーツの中では比較的金額が高いので、カフェで食べて美味しさを確認してから、メロンを購入することも。いきなりメロン1玉を購入するのはハードルが高いとは思いますが、ここなら手軽にメロンを味わうことができます。

 

メロンを広め、これからも残していくために、若い人とメロンの接点を生み出す、大切な場所にしていきたい、と名倉さん。

 

店舗は、温室ハウスと外のテラス席の2つがあります(現在、温室ハウスはご予約優先)

 

今回はこちらのカフェテラスで、メロンのスイーツをいただきました。

 

まずはこちらの、メロンパフェ。メロンパフェは、ハウスで取れたメロンと、メロンアイス、メロンのシフォンケーキ、バニラアイスが乗った贅沢なパフェです。バニラアイス以外は自家製。

「できる限り、完熟のタイミングで提供しています」とのこと。

 

実際食べてみると、完熟しているからなのか、皮のギリギリの部分まで柔らかく甘いメロンでした。口に含むと、メロンの果汁が溢れ出し、香りと甘さが口いっぱいに広がります。

少し溶けたバニラアイスを、メロンに絡めて食べるとさらに美味しい!

 

名倉さんも初めてこのメロンを食べた時は驚いたそうです。

「今まで、本当の完熟のメロンを食べたことがなかったのだと思いました。温室メロンは完熟になると、皮ギリギリまで食べられます。糖度は15度を基準に収穫しています」

こちらのメロンパフェは、カフェの一番人気のメニューとのこと!

 

1つ1100円(税込み)で食べられます。メロンの量も十分あるので、友人や恋人とシェアして食べるのも良いですね。

 

次に、いただいたのはメロンのフルコース。100%メロンジュース、8分の1カットメロン、メロンのシャーベット、メロンのシフォンケーキが1つになったセットです。

 

シフォンケーキは、雲のようにふっかふか。メロンの甘さがほんのりと漂ってきます。

 

初めて飲む100%メロンジュースは、新鮮で濃い味が特長。でも、全然くどくないので不思議なくらいさらりと飲めます。

 

「甘ければいいというわけではありません。メロンを食べると喉がイガイガした経験もあるかもしれませんが、私たちは、甘いけど喉に残らない、さっぱりとした後味のメロンを目指しています」と名倉さん。

 

また時期によっても、味が異なるとのこと。

「春のメロンはもっと爽やかで、体に染み渡るみずみずしい感じ。夏のメロンは、蜂蜜のような甘さ。味が濃いんです」

 

ここまで美味しいメロンを作れる理由は、育てる過程でさまざまな工夫があるから。

 

「まず、スリークォーター型ガラス温室という温室でメロンを栽培しています。一年を通じ日光を最大限温室に取り入れる事ができます。

 

次に、隔離ベッド栽培という栽培床を地上より浮かす栽培方法を採用しています。これにより、事細かな水管理ができ高品質高糖度なメロン栽培が可能になります。また、農薬ではなく蒸気の熱で土壌消毒ができるようになっています。

 

静岡の温室メロンは一樹一果栽培です。一本の樹の養分を全て一つの果実に集中させるために、約100日間、毎日事細かな水と温度管理が必要になります。糖度を乗せきって、最適な熟度で収穫します。」

 

メロンは、1本の木に1玉のみ。ハウスの数も限られるため、生産量には限界があります。その数は、一ヶ月に1000個取れるかどうか。そのため、毎日メロンを販売できるわけではなく、売り切れでストックがない場合もあるそうです。カフェにおでかけの際は、一度電話してメニューを予約してから行くことをお勧めします。

 

 

(施設情報)

名倉メロン農場fruit cafe NiJi

住所 静岡県袋井市山崎4334

TEL 0537-48-5677

営業日 土日祝日のみ営業(平日ご利用の場合はご予約ください)

営業時間 10:00〜17:00

http://www.fruitcafeniji.com/

名倉メロン農場 Online Shop (thebase.in)