御前崎の茶文化ランドマーク「まるよ茶屋」お茶と地域の魅力が詰まった憩いのカフェ
静岡県御前崎市。表情豊かな海岸線と温かな人々が迎えてくれるこの地に、お茶の魅力を再発見できるスポットがあります。
70年以上にわたり日本茶の製造・卸販売を手がけ、農林水産大臣賞の受賞歴もある老舗・赤堀商店。
その確かな茶づくりの技と想いを、現代のライフスタイルに合わせて提案する拠点として誕生したのが『まるよ茶屋 御前崎本店』です。
日本人のお茶離れが進む中、若い世代にもお茶の魅力を届けたいという思いから、カフェと物販を組み合わせた新しい形で展開。
地域の人々や観光客が自然と集い、くつろげる場所として、日々の暮らしに溶け込んでいます。
大東相良線のロードサイドにある『まるよ茶屋 御前崎本店』は、若い世代や観光客も気軽に立ち寄ることができる開放的な空間です。庭では子どもや犬が遊び、店内では地元の常連客がくつろぐ光景が日常的に広がっています。
地元の方を中心に、お土産探しやランチ、観光途中の休憩など多目的に親しまれています。
店内に入ると最初に広がるのは物販スペースです。ここでは、まるよ茶屋オリジナルのお茶を使ったお菓子、茶器・食器など暮らしの品、地元・御前崎のかつおぶしなどが販売されています。スタッフの“好き”や暮らしへの提案がつまったセレクトで、手土産や旅の記念にもぴったりです。
中でもおすすめのお土産は、キャラメルサンドつゆひかり(税込250円)。煎茶の中でも色と甘みのある”つゆひかり”を使用しており、キャラメルとお茶の風味、くるみの食感が楽しめる満足感たっぷりの一品です。
お茶と相性の良い生活雑貨や、スタッフが実際に窯元を訪れて選んだ器の中には、カフェで使われているものもあります。お気に入りのお茶やお菓子と一緒に購入すれば、自宅でも“まるよ茶屋”のこだわりに触れる、豊かなひとときを楽しめます。
お茶や食器と共に、地元ならではのお土産として売り場に並ぶのは、静岡県御前崎で350年もの歴史ある『手火山式鰹節』(税込450円)。燻しの工程に手で火加減を調節しながら丁寧に作られる、遠州の風土を最大限に生かした逸品です。製造には、半年間もの時間が費やされ、香りも味も濃いのが特徴で、旨味が凝縮されています。
物販スペースの隣にあるカフェ空間は、ガラス張りの設計で自然光が降り注ぎ、四季折々の庭の表情も楽しめます。“時間を気にせずくつろいで過ごしてほしい”という思いから店内には時計は置かれていません。自然素材の内装や照明が温かみを演出し、心がほどけるひとときを演出しています。
もちもち食感とほんのり甘みが特徴の国産米であるミルキークイーンを使ったおむすびと地元お野菜の日替わり小鉢のセット(税込1,100円~)は、おむすびの具材を選ぶことができて、定番のうめ・おかか・しゃけ・こんぶ・塩むすび以外にも、クリームチーズなど珍しい具材もラインナップされています。
(※人気ナンバー1は、やわらかジューシーな遠州夢咲牛を使用した夢咲牛しぐれです。)
具だけでなく白米または茶飯(ちゃめし)からごはんの種類も選ぶことができますよ。
デザートにおすすめなのは『つゆパフェ(税込1,200円)』。つゆひかりのテリーヌや季節のフルーツを使用した、まるよ茶屋特製パフェです。
他にもほうじ茶ティラミスや、夏には自家製のお茶シロップを使った季節限定のかき氷も人気で、お茶が苦手な方にもスイーツ感覚で楽しめる工夫が随所に光ります。
案内してくれたスタッフの方は、お茶の知識が豊富で、シーンや好みの味わいに合わせてお茶を提案してくれました!「ふらっと立ち寄ってほしい」という想いから、土日は予約を受け付けず、来店順での案内。柔らかく朗らか、自然体で過ごせる空気感もまた、まるよ茶屋ならではの魅力です。
スタッフ同士の創意工夫で、ハーブと緑茶をブレンドした新しい商品も続々と生まれているそうです。自社オンラインショップも好調で、遠方のファンにも『まるよ茶屋』の味や世界観を届けています。
動画でお茶レシピを紹介するなど、お茶の未来を見据えた発信にも積極的に取り組んでいます。
遠方ですぐに訪れることができない方も、ぜひこちらをご覧ください。
https://youtube.com/channel/UC4cuFpxYLSOzDpI1NEExlgw?si=kt3wMgYKaZd6MY0a
テイクアウトメニューも充実しているので、御前崎灯台やビーチへのドライブ、ツーリングの途中に立ち寄るにもぴったりです。
御前崎ならではの景色とともに、お茶と人と地域をむすぶ『まるよ茶屋』を訪ねてみてください。
(店舗情報)
■ まるよ茶屋 御前崎本店
〒437-1615 静岡県御前崎市門屋1950-2
TEL:0120-04-6089
物販
OPEN 9:00 / CLOSE 18:00
カフェ
OPEN 10:00 / CLOSE 17:00(※ラストオーダーは16:30まで)
定休日:水曜日
駐車場完備 (14台)
公式サイト:https://maruyo-chaya.com/
Instagram:https://www.instagram.com/maruyochaya/