知ればもっとおいしい!浜松「うなぎパイファクトリー」で無料の工場見学&限定スイーツを満喫
「うなぎパイ」といえば、60年以上にわたって愛され続ける浜名湖銘菓。1日に作られる数は、なんと約20万本!その製造現場を見られるのが、浜松市にある「うなぎパイファクトリー」です。ここは予約不要&無料で工場見学を楽しめるほか、限定スイーツを味わえるカフェも併設。今回は、知っているようで知らない人気菓子のおいしさの秘密を探ってきました。
「うなぎパイファクトリー」があるのは、浜松市中央区の浜松技術工業団地の一角。東名高速「浜松西IC」から車で約15分と、浜松観光のドライブ途中にも立ち寄りやすい場所にあります。
敷地内の駐車場に車を停めると、まず目を引くのが「うなぎパイトラック」。荷台には、全長約6mもの巨大な「うなぎパイ」がどーんと載っています。その大きさは、本物の「うなぎパイ」に換算すると体積約2万本分!まずはここで記念写真を撮ってから、工場見学へ向かいましょう。
館内に入ったら、まずは受付へ。工場見学は全部で3コース。予約なしで参加できる「自由見学」と、事前予約が必要な「コンシェルジュご案内付き見学」「窯出しうなぎパイツアー」があります。
今回は、予約なしで楽しめる「自由見学」をチョイス。うなぎパイのおいしさの秘密を探ります!
受付を済ませると、さっそく見学記念のお楽しみが。限定パッケージの「うなぎパイミニ」を、ひとり1セットいただけます。しかも、どのコースでももらえる太っ腹なサービス!
製造工程を見る前に知っておきたいのが、「うなぎパイ」誕生の物語。そもそも、うなぎパイ誕生のきっかけは、春華堂の2代目社長が仙台を訪れたときのこと。「浜松」と伝えても通じなかったのに、「浜名湖の近く」と言うと、「ああ、うなぎのところね」とわかってもらえたそうです。
そこで、「うなぎを使ったお菓子で浜松を知ってもらおう」と開発がスタート。試行錯誤を経て、当時洋菓子職人が学んでいたフランス菓子「パルミエ」をヒントに、1961年「うなぎパイ」が誕生しました。
ちなみに、館内を進むと、うなぎパイファクトリーのキャラクター うなぎパイ職人見習いの「うなくん」に出会えます。坊主頭に鉢巻き姿がなんとも可愛らしいので、ぜひ探してみてくださいね。
見学ルートの最初に登場するのは、生地作りを行う職人さんを描いたパネル。1日約20万本も作られているので、てっきり機械中心かな?と思いきや、おいしさを左右する「生地づくり」は職人さんが手作業で行っているのだとか。
仕込みで作る「生地玉」は、ひとつ約6kg。24時間寝かせた生地を職人が折り重ね、最終的にはなんと約9000層に!あのサクサク食感は、こうして生まれます。
こうして仕上げられた生地は、1本分の大きさにカットされて焼き窯へ。ここからは、ガラス越しに実際の製造ラインを見ることができます。
細く平たい生地が窯の中でふっくらと膨らみ、約10分でこんがりと焼き上がります。最後は機械の刷毛で秘伝のタレをひと塗り。次々と見慣れた「うなぎパイ」の姿になっていく様子は、つい見入ってしまいます。
実は、秘伝のタレの配合を知るのは社内でもわずか数名。60年以上受け継がれてきた味は、限られた人だけが知る“秘伝”なのです。
そして最後のチェックは、なんと人の目。スタッフさんが焼き色や形を一枚ずつ確認し、基準を満たしたものだけが次の工程へ進みます。
検品の様子を見届けたら、次は2階へ向かいましょう。階段の手すりをよく見ると、なんとうなぎの形をしています。しかも設置されているのは上り階段だけ。「うなぎのぼり」にかけた、遊び心あふれる仕掛けです。
2階は、包装から箱詰めまでの工程を見渡せるフロア。ガラス越しに、うなぎパイが次々と商品になっていく様子を楽しめます。
まず目を引くのが、横に並んで流れてくるうなぎパイを整列させる機械。アームが一枚ずつテンポよく拾い上げ、向きをそろえながら一列に並べ直していきます。バラバラだったうなぎパイが次々ときれいに整っていく様子は、なんとも爽快!
袋詰めを終えたうなぎパイは、スタッフさんが欠けや割れ、包装の不良がないかを一枚ずつチェックします。検品後はロボットの出番。箱詰めや包装がテンポよく進み、人と機械の連携プレーで商品が完成していきます。
製造ラインを見終えたら、「うなぎパイシアター」へ。上映中の映像は撮影禁止なので、ここはしっかり目に焼き付けてくださいね。
シアターを出ると、細長い通路「うなぎの寝床」に出ます。 壁には「夜のお菓子」の由来など、誰かに話したくなる豆知識がずらり。
「うなぎの寝床」を抜けた先には、巨大なうなぎパイが並ぶフォトスポットが。定番の「うなぎパイ」をはじめ、「ナッツ入り」「V.S.O.P.」の3種類が、人の背丈ほどもあるビッグサイズになっています。
こうして並んでみると、その大きさは一目瞭然!パッケージまでそっくりに再現されていて、工場見学の締めくくりにぴったりの記念撮影スポットです。
しかも、作り込みは表だけではありません。裏側の表示や細かな文字までリアルに再現されているので、ぜひぐるりと回ってチェックしてみてください。
館内をひと通り楽しんだあとは、2階の「UNAGI PIE CAFE」でひと休み。
ドリンクのおすすめは、浜名湖をイメージした「浜名湖BLUE」800円(税込)。鮮やかなブルーのソーダの上にバニラアイスを浮かべ、さらにうなぎ型のチョコをトッピング。見た目もかわいらしく、写真映えするドリンクを楽しみたい人にもおすすめです。
そして、遊び心たっぷりなのが「ファクトリー賞 20周年アニバーサリーパフェ ~うなぎパイと春華堂~」1,500円(税込)。2025年の開館20周年を記念して誕生した一品です。
主役のうなぎパイには、チョコレートで描いた「う」の形のうなぎが!赤い苺や黄色のレモンが彩りを添え、グラスの中にはつぶあんやジェラートなど、春華堂のおいしさがぎゅっと詰まっています。
「うなぎパイファクトリー」は、見て・知って・味わえるお楽しみ満載のスポット。ここでうなぎパイの秘密を知れば、次に食べる一枚が少し特別に感じられるはず!
「うなぎパイファクトリー」
〒432-8006 静岡県浜松市中央区大久保町748-51
TEL:053-482-1765(受付時間 9:00〜17:00)
営業時間:10:00〜17:30 ※営業日・製造ライン稼働日・営業時間は営業カレンダーを要確認
定休日:火・水
駐車場:あり(無料)
アクセス:東名高速「浜松西IC」から車で約15分
公式サイト:うなぎパイファクトリー公式サイト



















