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“あんこの故郷”興津で、和洋スイーツを食す!

 

日本の製あん業発祥の地といわれる興津。興津生まれの北川勇作は、機械であんを作るための技術を確立し、同郷の内藤幾太郎は全国にその技術を広めました。今気軽にあんこを楽しめるのは、製あん業技術があるからなのです。興津・承久寺町にある八幡神社には、「製餡発祥の碑」があり、製あん業技術の生みの親、北川勇作と内藤幾太郎が祀られています。

 

 

そんな、“あんこの故郷”興津には、和・洋スイーツ店が13店舗ほどあり、様々なスタイルで展開しています。中でも、街道を歩きながら楽しめる3店舗をご紹介します。

 

 

 

温かなおもてなしが心を満たす、現代の街道茶屋「伏見たいやき店」

 

 

あんこ舌の肥えた興津ピープルのソウルフードといえば街道の鯛焼き。「伏見たいやき店」は、代々お嫁さんが後を継いでいるそうで、現在は3代目の伏見まゆみさんと4代目のさくらさんが切り盛りしています。以前のお店が火事で焼失してからは、「お店を諦めていた」とまゆみさん。「あのお客さん、何してるかな」というさくらさんの言葉が胸に響き、6年前に再開しました。

 

 

卵やバターを使わないヘルシーな皮。片面8kgもの型をギュッとプレスすることで、独特のふっくら感、もちもち感にできるのだそう。尻尾まで、あんこがたっぷり。

 

 

北海道産小豆と砂糖、塩だけで作る、昔ながらの手作りあんこ。3日かけて、素材の持ち味を引き出します。小豆の香り、鮮度を大切に、その日に使う量しか仕込まないこだわり。あんこだけでもおいしそう!

 

 

平日の昼時に、楽しそうな“鯛焼き男子”を発見!「皮とあんこのバランスが絶妙」と2個目を平らげるところでした。東京からの出張で、多い時は隔週で来ることも。「いつ来るか分からない僕にも温かな笑顔で迎えてくれる。通い詰める一番の理由かもしれません」と、こっそり話してくれました。

 

 

ソフトクリームにも遊びゴコロがたっぷり。「鯛焼きが乗ってるー!」と子どもが喜んでいました。地元の常連客をはじめ、ウォーキンググループなど、吸い込まれるようにご来店。サイクルスタンドを目印に、県内外のサイクリストも疲れを癒やしていきます。時代を超えて、おもてなしの心が息づいています。

 

 

興津のたい焼 伏見たいやき店

静岡市清水区興津中町1903

054-369-2020

10:00~17:00 不定休 ※夏季・年末年始休業あり

https://www.facebook.com/okitsutaiyaki/

 

 

 

元祖・お茶カフェ「茶楽」で、お茶とスイーツのマリアージュに酔いしれる。

 

 

旧東海道沿いに、ひときわ目を引くレトロな佇まい。古民家風の店内はジャズやボサノバが流れ、大人の隠れ家的な雰囲気が漂っていました。

 

 

「和カフェ 茶楽」は、老舗製茶問屋、山梨商店が2005年にオープンしたお茶カフェ。当時お茶カフェは珍しく、「茶楽」はその“はしり”であり、現存する中では最も古いのだそう。4代目の山梨裕介さんが話してくれました。「ちょうどペットボトル茶が広まり始めた頃でしたので、急須で淹れたお茶を飲み、そのおいしさを体感してもらう場として始めたと、父から聞いています。飲んでもらうことが、何より早いと思ったのでしょう」。

 

 

静岡茶と味わう、こだわりのスイーツ。これからの季節は「あんみつ」がおすすめ。半日かけて炊きあげる粒あんは上品な甘さで、濃厚な抹茶アイスと相性抜群。最後のひとさじが名残惜しく感じました。スイーツに合わせてドリンクをチョイスできるのも魅力。茶問屋ならではの、匠仕上げのお茶や抹茶を楽しめます。

 

 

最近、評判なのは静岡茶サングリアシリーズ。春から初夏の「ほうじ茶サングリア」は、香り高い一番茶の茎だけを使用した冷たいほうじ茶に、オレンジやベリーを浮かべたアレンジティー。目にも楽しく気分があがります!

 

 

スイーツをきっかけに来店されるお客さまが多いそうですが、ここでお茶の魅力を知り、茶葉や急須を購入される人も多いそう。お茶の飲み比べやアレンジティーのワークショップなど、お茶の新しい楽しみ方を提案しています。

 

 

和CAFE茶楽 静岡市清水区興津本町158-1

054-369-2301

火曜・水曜定休

茶販売9:00~18:00 カフェ10:00~17:00(LO16:30)

全10席+はなれ個室(要予約・教室利用など)14席

駐車場9台 サイクルスタンドあり

http://www.chaluck.jp/

 

 

 

ふんわり、しっとり、かる~い口当たり。やさしいシフォンケーキ店「はな香(はなこ)」

 

 

「茶楽」から160メートルほど西にあるシフォンケーキのお店。引き戸を開くと、甘い香りがふわっ。焼き上がったシフォンケーキと店主の酒井恵子さんが迎えてくれました。

 

 

酒井さんがシフォンケーキを作り始めたのは、今から16年ほど前。偶然食べたシフォンケーキの味が忘れられず、独学で作り始めたそう。もともと、「いろいろな人に食べてもらえたら」という思いもあり、退職した2011年に自宅を改装し、オープンしました。

 

 

黄色が鮮やかな、「はな香」のシフォンケーキ。卵にこだわりがあるそうで、オープン当初から同じ卵を使い続けています。他の卵と比べても、焼き上がりの色みは別格。ひと口頬張れば、しっとり、ふんわり。そのあとに、卵のやさしい風味が追いかけてきます。後日思い出しても、口の中に余韻が残っている感じ。独特のおいしさです。余計なものを入れず、シンプルな素材で丁寧に作るからこそ、この味が生まれるのかなと感じました。

 

 

メニューは全15種類。プレーンや紅茶といった通年メニューには、“あんこのふるさと”らしい、あずきを使ったシフォンも。レモンやバナナ、ブルーベリーなどの季節メニューも充実。プレーンを含む3種類ほどが店頭に並びます。

 

 

取材中、「かぼちゃのプリンある?」と常連の興津マダムが来店。実は、その日の気分でリンゴのケーキ、チーズケーキなども作るとか。「今日は何があるかしら?」と出かけるのもいいですね。おでかけの際は、「シフォンケーキ」ののぼりを目印に!

 

 

シフォンケーキの店 はな香(はなこ)

静岡市清水区興津本町87

054-374-5875

10:30~18:00(売り切れ次第終了)

水曜定休、ほか臨時休業日あり

 

 

※こちらの記事は3月に取材をしました。

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、営業時間・店休日など
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