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森町でぶらり、縁結びの旅

静岡県西部に位置する遠州の小京都「森町」は、都会の喧騒から離れてぶらり旅ができるスポット。山々に囲まれた自然あふれる場所には、縁結びの神様としても有名な遠江國一宮「小國神社」をはじめ、その周辺にはグルメから窯元(かまもと)があります。今回は、縁結びをテーマに友人やカップルで回れるスポットを散策してきました。

 

森町といえば、まずは小國神社。静岡県周智郡森町一宮に鎮座する諸業繁栄・厄除け・縁結びの神社として知られ、観光スポットとしても有名です。神社まで続く参道には、人を圧倒する杉や檜の巨木が立ち並び、気持ちの良い木陰を作っています。

 

参道の途中、鯉が泳ぐ小さな池がありました。池の上を見上げるとそこにはもみじがあり、奥には赤い橋がかかっています。小國神社に到着したら、まずはこちらで写真を撮ってみるのもいいですね。

 

ちなみに、こちらには「鯉の餌」もあり、一袋50円で購入できます。

 

池を越えて数分歩くと、鳥居と社殿が見えてきます。ここが小國神社。

 

小國神社の森越さんに話を聞いたところ、「縁結びの木」が境内にあり、若い人たちに人気のスポットとのこと。そこに足を伸ばすと、大きなひょうの木がありました。

 

ひょうの木は、小國神社の御祭神大己貴命が「ひょうの実」を笛のように吹くと、その心のこもった音色に女神が感銘して契りを交わしたと伝えられ、「縁結びの木」とも呼ばれています。もし結ばれたい人がいるなら、小國神社でお願い事してみてはいかがでしょうか?

 

次に小國神社の境内にある、「ことまち横丁」へ。ここは、お土産を買ったり、小腹を満たしたりするのにぴったりの場所。

 

さまざまなお店を通り過ぎなら、小道を奥へと進みます。

 

今回訪れたのは、「ことまちカフェテリア」。奥にはピザ窯が見えますが、オーダーしたのは、静岡抹茶の抹茶パフェと縁結びの恋パフェです。

 

こちらが、その抹茶パフェと恋パフェ。

 

恋パフェは、国産のイチゴがこれでもかとトッピングされた人気メニューの1つ。小國神社の「縁結び」にちなんで名付けられた、縁結びの恋パフェという名前からもご利益がありそうなメニューです。バニラアイスやコーンフレークと混ぜて食べるとおいしいですよ。

 

静岡の抹茶をふんだんに使った抹茶パフェは、わらび餅、夢小径(抹茶クリームをサンドしてあるクッキー)が乗った静岡ならではのメニュー。というのも、森町はお茶の産地としても有名。せっかく小國神社にきたら、抹茶パフェは思い出作りに食べてみてはいかがでしょうか。もちもちの団子とアイスの相性がよく、絶品のパフェでした!

 

小腹を満たした後は、同じく境内にある「遠州みもろ焼 別所窯(べっしょがま)」へ。神社の境内に窯元があるのは全国的に稀で、調べた限りでは、唯一の場所となります。「みもろ」とは、神々が鎮座する神聖な場所という意味があります。

 

「遠州みもろ焼」が特別だと言えるのが、境内の植物などを原料にした釉薬(うわぐすり)を使っていることです。釉薬とは、陶磁器の表面を覆うガラス質の膜のこと。神社という神聖な場所で取れる原料を使った焼き物が買えるのは、全国的に稀。ご利益もありそうですね。

 

代表の田米さんによると、境内の杉の木の葉っぱが主な原料で、全て合わせると17〜18種類の原料があり、それらが混ぜ合わせることで色を作っているとのこと。

お店内には、マグカップやお茶碗、お猪口など、さまざまな形の陶器が並んでいます。基本的に同じものは1つもなく、そのとき気に入ったものがあれば、買わないとあとで後悔するかもしれません。

 

田米さん曰く「家族や恋人で訪れた人は、それぞれが好きなカップを選んで買っていきます」とのこと。形や色は違えど、小國神社の境内で買ったという事実は一緒。旅の思い出に、「遠州みもろ焼き」を購入してみてはいかがでしょうか?

 

 

(店舗情報)

「遠江國一宮 小國神社」

静岡県周智郡森町一宮3956-1

9時~16時30分

0538-89-7302

http://www.okunijinja.or.jp

 

「ことまちカフェテリア(小國ことまち横丁内)」

静岡県周智郡森町一宮3956-1

9:30~16:30

0538-89-7010

http://www.kotomachi.com/cafeteria.html

 

「遠州みもろ焼 別所窯」

静岡県周智郡森町一宮3957-14(小國神社境内)

9:30~17:00

0538-89-6031