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おでかけ バス旅シリーズ 静岡県中部オススメスポット

日帰りバス旅【中部・前編】日本平でレッサーパンダと富士山に癒される

今回は、車を持っていない方でも旅を気軽に楽しむことができるバス旅がテーマです。第一回目は静岡県中部エリア、静岡市駿河区と清水区に跨がる「日本平」周辺を行く、日帰りバス旅のおすすめコースをご紹介。

 

日本平に向かうため、まずはJR静岡駅からスタート。

 

目指すバス停は北口にある「しずてつジャストライン・静岡日本平線11番」。

北口のほぼ正面に11番と書かれた案内があります。

 

バスに乗って向かう最初のスポットは日本平動物園です。レッサーパンダやホッキョクグマなどの人気の高い動物のほかにも、約150種類700点もの動物たちを観察できる大人から子供まで楽しめる動物園です。静岡日本平線「動物園入口」で下車、徒歩5分で到着します。

 

日本平動物園は、静岡が誇る富士山の景勝地日本平の麓にある動物園です。ホッキョクグマをはじめとした猛獣たちを様々な角度から観察できる「猛獣艦299」や、小動物とのふれあいができる全天候型の「ふれあい動物園」、様々な鳥類の飛び方を自然に近い環境下で間近に観察でき羽音も感じられる、国内最大級のフライングゲージ「フライングメガドーム」など魅力ある施設が充実しています。

園内をご案内していただいたのは、企画係の丸山さん。

広報業務を担当されている丸山さんに、おすすめのコースを伺いました。

 

「2、3時間の滞在ならレッサーパンダ館から中型サル舎と猛獣艦299を通り、ゾウやキリン舎を見てみてください。そしてレストハウスで休憩した後は、フライングメガドームやふれあい動物園のコーナーで動物たちを身近に感じて、最後にショップに寄るコースがおすすめです。当園のシンボルであるレッサーパンダのお食事タイムや冬季はカピバラが露天風呂に入っているところを見て楽しめますよ。」

 

それでは丸山さんに教えていただいたコースを周ってみましょう。

 

まずはレッサーパンダ館に向かいます。レッサーパンダが歩き回ったり、寝ていたりします。

 

レッサーパンダは単独で広い縄張りを持つ動物であるため、においを嗅ぎながらあちこち動き回る習性を持っています。根気強く待っていれば、写真を撮りやすい位置まで来てくれることもありますよ。

 

レッサーパンダ館では毎日11時20分頃に、お食事タイムを設けています。飼育員さんから直接リンゴを与えられて、手を使って器用に食べる姿はとても愛らしいです。リンゴのためなら、立ち上がってでも掴もうとします。

 

レッサーパンダは「食べている時が一番幸せそう」と飼育員さんに言われるほど、食べることが大好きな動物です。リンゴのほかには竹が与えられています。実はレッサーパンダは1日1kg以上の竹を食べるほど、食いしん坊な動物です。お食事タイム以外でも竹を食べているところを見られるかもしれません。

 

猛獣館299のゴマフアザラシが優雅に泳ぐゾーンを抜けると、ホッキョクグマのロッシーとバニラが遊んでいます。陸上と水中が同時に見られる展示方法のため、ホッキョクグマの泳ぎ方を間近で観察したり、一緒に写真を撮ることもできます。

 

さらに進むと、猛獣館299の隣にキリンがいます。餌箱がちょうどキリンと目が合うような高さに設置されており、器用に長い舌を使って木の葉を食べていました。長いまつ毛まで、しっかり見えるほど近い距離です。

 

動物たちを身近に感じられる体験をしたあとは、レストハウスでランチができます。

カレーやラーメン、丼物など、各種メニューが揃っています。

 

おすすめは人気メニューの「しろくまカレー(大人用・写真右)」「しろくまカレー(お子様用・写真左)」です。ライスで、ホッキョクグマのロッシーの顔を表しています。見た目は可愛らしいですが、味は本格派のこだわりカレーです。

大人用(写真右)はインドカレーのルーをベースに日本人好みにルーをブレンドして、少し辛口に味付けしてある人気メニューです。

お子様用(写真左)は食べやすいようにと、パイナップルや牛乳が入れられ、甘く作られています。辛口が苦手な方にも食べやすい優しい味です。

 

ランチのあとは、ふれあい動物園へ。

ウサギやモルモット、ヒヨコなど小動物とのふれあいコーナーやポニーの乗馬体験ができます。

さらにネズミの仲間のカピバラもいます。2019年に日本平動物園50周年記念動物として、伊豆シャボテン動物公園から来園しました。寒がりなため、冬の時期は露天風呂に浸かっていることが多く、気持ちよさそうです。

 

最後にエントランスゲート付近の売店でホッと一息入れましょう。レッサーパンダキャラメルラテ(写真右)とココアザラシ(写真左)が人気メニューです。

 

園を後にしたら、動物たちとの思い出や撮影した写真を見ながら、バスを待つのもいいかもしれません。

 

次は日本平の頂上エリアにある、日本平ホテルに向かいます。バス停「動物園入口」から、静岡日本平線・42番「日本平ホテル」下車、目の前がホテル入口です。

 

メインロビーの正面には富士山の絶景が広がります。日本平ホテルはガーデンやレストランが開放されており、宿泊者以外も利用可能です。

 

なかでも、ホテル自慢のガーデンは24時間無料開放。22時から6時まではホテル側の入口は閉まりますが、駐車場から入ればいつでも景色を楽しめます。

 

案内に従って1階の「ガーデン」方面に進めば、眼下に広がる駿河湾とその向こうに佇む壮大な富士山が迎えてくれます。

休日になれば、散歩をする方や子供を連れてピクニックをする家族連れなど、ゆったりとした時間が流れるスポットです。

 

動物園と併せて絶景と休憩を楽しむ観光スポットへバス旅してみてはいかがでしょうか。

 

(店舗情報)

「静岡市立日本平動物園」

静岡市駿河区池田1767-6

9時~16時30分(入園は16時まで)

054-262-3251

https://www.nhdzoo.jp/index.php

 

※新型コロナウイルスや高病原性鳥インフルエンザの感染拡大防止の観点から、動物へのお食事タイムやふれあいイベント等の一部イベントの休止、一部施設の閉館を行っている場合があります。また、動物の体調や管理のため、展示内容が変わる可能性もありますので、事前に公式サイトをご確認ください。

 

 

(店舗情報)

「日本平ホテル」

静岡市清水区馬走1500-2

6時~22時(ホテル側のガーデン入口の開館時間)

054-335-1131

https://www.ndhl.jp/