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おでかけ バギー 富士宮 富士山 絶景

「富士山バギー」で絶景を堪能!

大人になり忙しい日々を過ごしていると、子どもの頃に持っていた冒険心を忘れてしまいがち。しかし、非日常的な体験で心と体を刺激すれば、きっとかつての冒険心がよみがえってくるはず。今回はそんなエキサイティングなアクティビティをご紹介します。チャレンジしてみれば、人生をもっと楽しむためのエネルギーが湧いてくることでしょう。

 

訪れたのは静岡県東部・富士宮市の朝霧高原。富士西麓に位置し、富士山を間近に望める自然豊かなエリアです。目的地は5年前にオープンした『富士山バギー(フジヤマバギー)』。その名の通り、バギーに乗りながら富士山の絶景と豊かな自然を楽しめるアクティビティ施設です。

 

受付のコンテナの前には、ずらりとバギーが並んでいます。

「日本ではバギーとして知られていますが、正式な名称は、ATV(All Terrain Vehicle:全地形型車両)。主に北米などで、農地のような広大な敷地を移動する手段として用いられている乗り物です。基本的に日本では販売されていないため、国内で体験できる場所は『富士山バギー』を含め、わずかしかありません」とスタッフの西村四生海さん。

 

用意されているバギーは、北米から輸入した本格仕様。大きなタイヤと抜群のサスペンションでデコボコ道やぬかるみなど、オフロードをグイグイ走破します。

 

申込用紙に記入してレクチャーを受けたら、早速、乗車して練習をします。ヘルメットと手袋、ゴーグルは無料で借りられるので安心。汚れることもあるので、長ズボンとスニーカーは必須です。雨が降った時には有料でカッパも借りられます。

 

受付の近くに簡単なコースが用意されているので、スタッフの方の指示通りにバギーを動かします。私有地なので運転免許を持っていない人でも大丈夫。運転できるのは16歳以上。3歳以上から同乗させることが可能です。

 

操作は簡単。右ハンドルのレバーがアクセルになっており、レバーを押せば加速し、緩めれば減速します。素早く止まりたい時は左ハンドルのブレーキを握れば大丈夫。普通の路面ではギアをハイにして、坂道や凸凹が激しい道ではローに切り替えましょう。最初は慣れないため、おっかなびっくりですが、徐々に感覚がつかめてきます。10分程度の練習時間があるので、その間に自信がついてくるはずです。

 

心の準備ができたらいよいよ出発! 目の前に広がる東京ドーム20個分の広大な草原を舞台にした冒険が始まります。

 

スタッフの方に先導してもらいながら、草むらの中を走ります。普段、舗装された道路を走り慣れている人にとっては、起伏に富んだ土の上を走る感覚はとても新鮮なはず。植物や土の匂いに風、振動。五感に刺激を受けながら、道無き道を進みます。

 

ちょっとした傾斜も初心者にとってはドキドキの難関。ギアをローに切り替えて力強く進みましょう。車体が左右に揺れてとてもスリリング。でもご安心を。サスペンションが効いているので、想像以上に安定感があります。ぬかるみだってなんのその。さすがはATV!

 

運転にも慣れてくると景色を楽しむ余裕が出てきます。自然の中をバギーで走り抜けるという非日常の体験は、頭の中を思い切りリフレッシュさせてくれます。

「人工物がほとんど視界に入らないため、映画やドラマの合戦シーンのロケ地として使われることも多いです」と西村さん。

 

木々が生い茂る林を抜け、春には野焼きが行われるススキの草原や人の背丈の倍まで成長する萱の回廊などのスポットを通り過ぎると、いよいよ「富士山バギー」最大の見所、富士山ビューポイントに到着します。

 

木々の向こうに見える雄大な富士山の姿はまさに絶景! バギーを停めてゆっくり記憶に刻み込みましょう。

 

その後も見所は続きます。4000〜5000年前にできた根原溶岩流、最も古い朝霧高原溶岩流の末端など3つの溶岩流の跡を見ることができるほか、年に数回、大雨が降った時しか水が流れない枯れ沢など、自然の力を実感できます。スタッフの方が記念撮影をしてくれるので、最高の思い出の一枚が残せるはず。

 

そして無事に出発地点まで帰ってきました。今回は約1時間のロングコースを堪能。バギーならではのワイルドな乗り心地と雄大な自然を満喫して、気分は爽快! そして、平日限定で帰り際には嬉しいお土産が。

 

なんと、近くの富士山ワイナリーで醸造された「FUJIWINE WHITE 750ml.」を1本持ち帰ることができるのです。(ワインセットプランのご予約が必須です。)

地元産のブドウを使ったワインを飲みながら、「富士山バギー」での思い出を振り返るのも乙なもの。

 

 

「富士山バギー」での刺激的な体験は、きっと忘れていた冒険心を奮い立たせてくれるはず。一度、チャレンジしてみることをオススメします。

 

 

(施設情報)

富士山バギー

〒418-0101 静岡県富士宮市根原498

TEL:070-1871-3477

https://fujiyama-buggy.com/

営業時間 9:00~16:00 (夏季シーズン9:00~17:00)

 

ATV使用 絶景富士山の大自然、パノラマをひとり占め 自慢のロングコース(1時間)

基本料金 ATV(1台)12000円(1名~2名)

 

富士山を眺めて ATV使用・四輪バギー体験トレッキングプラン(30分)

基本料金 ATV(1台) 6000円~8000円(1名~2名 ※2名乗りの場合は同乗料金2000円が加算されます)